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きずな ~伝承の数々~

  

  

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 「空の如く 海の如く」 ガイドライン     これを読むと、面白さが倍増!

空海は万葉時代(奈良時代)に誕生しており、その観点から描いた作家は他にはなく、歴史の事実にのっとった新しい空海像です。

 壮大な物語の先頭に立つのは、二人の子供。女の子コナミと男の子シゲルの二人が空海の生涯の様々な謎解きの案内役であり、空海を影になり、日向になり支えます。

 コナミの父親、ムナカタのアラオ(宗像荒尾)は海の神、航海の神の啓示を受け、空海を守ります。航海の神に守られたからこそ、空海は危険な海を往復できたのでしょう。

宗像三女神 は 名前の通り、3人の美しい女神で、現在も九州の福岡宗像に壮大な宗像大社があります。その祖先は、航海を得意とし、「広い胸、強い肩}、つまり荒海を乗り切る「(強い)胸肩」が語源との説もあります。古代の強者、大海皇子、また空海以降では平家などもこのツクシの宗像三女神の海神に守られ、「厳島神社(イ ツクシマ神社)」などが古来から現代まで信仰を集めていますが、この神主役は代々、佐伯家です。勿論、佐伯家こそ、空海の家系です。

 

 空海がこうして、生まれながらに、海の神の守護のもとにあったという大きな流れを皆様にご紹介し、伝える役が、「宗像荒尾」という人物で、空海の守役として、登場します。

 

 空海の生まれた時代、既に、密教(後の真言宗に顕著)というものは存在していました。実は聖徳大師の頃から、「奇跡を起こす不思議な力」が認められており、唐に長期留学した玄昉により、そのあらましが伝えられ、聖武天皇の母上の病を治すなどの功徳が知られています。当時の人々は、この密教の恩恵を受けてはいたものの、はっきりと体系化はされておらず、空海は後に、これを「雑密」と呼び、自分が直接、唐の惠果阿闍梨より伝えられた密教を「純密」と呼びました。しかし、知らず知らずのうちに、密教的の基礎的な教えに感化されていたからこそ、純密に達成できたはずです。

 先に、述べた空海の守り役「宗像荒尾」は、空海誕生までに既に日本に伝わっていた密教の基礎を「玄昉」という僧に少年時代に出会ったことで、自然に身体に染みこんで下。

空海すなわち佐伯真魚の母親は「阿刀家」の女性です。「アト家」もまた海を自由に往復してきた{海人族....あま族}の一派であることが自然にわかってくることでしょう。

 こうして、空海はあらゆるものに導かれた、渡唐し、密教の正当な継承者となります。

帰国後の空海の行動について、やはり、皇室との関係、最澄との関係4を無視しては語れません。空海の生家は、皆様が想定するより遙かに、朝廷との関係も密でした。伯父の{アト大足}は、伊予親王の家庭教師という立場でした。帰国時、この伊予親王が太宰府の長であったことは、偶然というより、必然的な縁でしたでしょう。

 こうして、空海は、「薬師の乱」など多くの朝廷の盛衰にもかかわり、そうした全ての苦しみを救うことの必要性を噛みしめます。

 また、当時の日本の道路は、既に孝德天皇時代(中大兄皇子)の頃から想像以上に整備されていたことも、万葉集を研究しているとわかることですが、空海の全国行脚もあながち絵空事ではないでしょう。この空海伝を読むと、日本を縦横に旅する楽しさも味わっていただけることでしょう。

 様々な日本の古代の謎の謎解きが、この書籍には込められています。読む度に、、思わぬ発見があるはずですので、是非、お手元に置く、愛読書に加えてください。

 

 

 

 

 

 

聖徳太子時代から既に日本にも伝わっていた密教的要素を幼い空海に伝えます。このことは、後に云われる「雑密」を代弁する役割です。ムナカタとは、「胸肩」をも表し、海を渡ることに長けたたくましい種族の名でもあります。

 コナミの幼な馴染みのシゲルは成人し、烏賊之(イカシ)と名を変え、まさに海を自在に泳ぐ烏賊のように、遊行の旅に出て、空海の渡唐と帰国の際に力になります。

ムナカタ荒尾はまた、古代日本の航海の神、「宗像三女神」という美しい三人の海の女神の信奉者でもあります。北九州、琴平、厳島 などにこの神は降臨しています。海の女神に守られたからこそ、空海は無事に、唐と日本を往復できたのでしょう。

  この物語は古代史の謎の集大成の性格も備えております。
 空海帰国についての経緯は正史ではぼやかされています。しかし、空海帰国の際の謎解き にもこの本は独自の解釈をしています。証拠の民間伝説を基点とし、「佐渡.能登経由 →五島列島→太宰府」のルートであったと、推定しています。能登の吼え木山法住持の伝説、また、能登中央の熊来川近くの伝説などには、単なる絵空事というより、隠れた真実があるのではないでしょうか。帰国後の空海がどのように全国行脚の遊行を成し遂げたのか。そして、空海の十大弟子の一人、高丘親王の越南行きにも話は及びます。

人物紹介

 主な登場人物

◆空海……幼名は、佐伯真魚。讃岐の佐伯家の5男。母は阿刀家から嫁いで来た。佐伯家は、古代豪族、大伴家とは勝るとも劣らぬ名族であった。

◆宗像(ムナカタ)コナミ……幼い時から父と共に佐伯家に仕え、真魚を助け、生涯従う。

◆宗像アラオ……宗像郡の出身で、少年時代、太宰府に流されてきた僧.玄昉の使い走りをしたことがあり、密教の基本的なことを教える。

◆僧.玄昉(ゲンボウ)は阿刀家出身で、奈良時代の高僧。皇后の病を治すなどの功績があるが、太宰府で不思議な最後をとげ、その首は都に飛んでいったと、人々は噂しあう。

◆道善寺の和気道善と道隆寺の和気道隆……空海の実家に近い和氣家に縁のある寺。

◆村の少年シゲル……コナミの幼馴染み。親はなく、お婆に育てられるが、学問好き。桑田山道隆寺に滅びた長屋王の子.桑田王とその遺児の秘密を重ねる。青年となり、烏賊之(イカシ)と名をあらためたシゲルは見知らぬ父の面影を訪ね、また、真魚を支える力となれるよう修行の旅に出る。やがて、京では、遺児救済活動に奉仕している法均尼(ホウキンニ)(和氣清麿の姉)の元に身を寄せる。その学識や人柄を認められ、高階真人遠也の従者となる。

◆大伴家持……歌を橘諸兄(タチバナノモロエ)らとともに楽しむ古代貴族。晩年は謀反の罪を着せられる。家持が亡くなった時、空海は11歳。佐伯家とは同族関係。

◆佐伯今毛人(イマエミシ)…奈良時代貴族。大伴家と同じ古代からの名族。大仏開眼の頃に活躍。遣唐大使に選ばれるが、体調不良を理由に辞退。空海が奈良に上った頃も健在。息子は金村。

◆和氣家……磐梨別(イワナシノワケ)という吉備地方の古代豪族に端を発し、その娘は官女として宮廷の孝謙女帝に仕えていた。その弟が、和氣清麿。和氣家の同族は各地にあるが、和氣清麿の姉、法均尼は宮廷の貴族たちとも親しく、道鏡支配の時代を終わらせ、桓武帝の京の都への遷都を支え、また、親を亡くした孤児の面倒を見ることを生き甲斐としていた。孤児として育った千鳥をも預かっていた。そこに、現れたのは……。

◆阿刀大足(アトノオオタリ)……真魚の母の兄。都の貴族であり、その学識の高さ故に、伊予親王(桓武天皇第三子)の家庭教師となる。縁あって、15才で真魚が都に登ると、その都での生活の後ろ盾となる。末永く、真魚を応援。

◆戒明(カイメイ)……命と引き替えの難行.虚空蔵求聞持法を日本に伝えた高僧。讃岐出身。

◆勤操(ゴンソウ)……槇尾寺で空海の剃髪を執り行った。後に、空海より灌頂を受ける。

◆小烏賊(子イカ)……シゲル即ち烏賊之の弟分。その配下には屈強な若者達10人がいる。彼らの名は烏賊足(イカタリ)。読んで字の如く、海を自在に渡る。影になり日向になり、特に、帰国の際の空海、そして四国遊行を支える。

◆惠果(ケイカ)阿闍梨…長安の青龍寺の高僧。真言密教第七代目。空海に真言密教の全てを伝える。

◆高階真人(タカシナマヒト)……長屋王の遺児の子が臣下に降下し、高階姓を賜る。高階真人遠成は、空海帰国の際の日本からの船の責任者。烏賊之は学問を積み彼の従者となり、共に唐に渡る。高階真人遠成は後に、空海より灌頂を受ける。

◆最澄……当時の天台宗の高僧。空海と一緒に遣唐使として唐に渡るが、一足先に帰朝。空海から経典を借り書写に励み、灌頂を受け、ともに日本の仏教発展に尽くすが、空海のライバル的立場でもある。年は空海より上。

◆桓武天皇……平安遷都を行った。平城天皇.嵯峨天皇.伊予親王らの父。晩年は最澄と交遊。家持の罪を解く。

◆平城天皇……奈良の都に思い入れが深い。仏教に深く帰依。空海との縁も深い。

◆薬子……美人の誉れ高い官女。平城天皇や兄と共に、奈良へ都を戻そうと企み、滅びる。

◆高丘親王……平城天皇の皇子。薬師の乱後、出家。後に空海の十大弟子の一人となり、晩年は宗像族の若者など21人の伴と共に唐に渡り、さらに越南に向かい、消息を絶つ。

◆嵯峨天皇……帰朝後の空海と交遊あり。その才能に傾倒し、いろいろの友好関係がある。

 以上

 

 

 

 

 

 

 ◆人と動物の違いは 能力や経験を伝えあうことが出来ることでしょう。

 そのことにより、人類の文化は発達し、地球の番人としての役割をも果たすようになりまはた。

 

 ◆温故知新と云われるように、人類の智慧の蓄積を学ぶことで、未来への指針が見えてきます。偉人と云われる人々は、この能力が研ぎ澄まされている為に、同じ一生という時間の枠の中で、世の中を引っ張っていく力を発揮できたのです。

 

 ◆まず日本人として、日本の古来からの歴史、また、明治以来の近代化がどのようになされたかを知ることが非常に興味深く、未来につながることと思います。

 その意味で、幕末に生を受けた一民間人、浅野総一郎の生涯を再現すること、また、その周辺の人物、例えば渋沢栄一、安田善冶郎、大倉喜八郎、益田孝、後藤新平などの人物の業績にも触れたいと思います。

 ◆また、日本各地の近代産業遺産として価値あるものをご紹介致します。

 ◆さらに、これからの子供達が工夫力、創造力をはぐくみ、新しい日本を担っていくために、一つの提案をいたしました。マジロコという木の積木です。見かけはシンプルですが、幼少期よりマニアックな大人までが楽しめる不思議な、かつ、たのしい積木です。魔方陣の原理ともう一つの数式を応用してあり、実用新案登録をしております。皆さまには広く割安でお届けしたく、努力しております。

 

 

  

 

 

    

  

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